「社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ!」
by「ドラゴン桜」桜木先生
「ドラゴン桜」って漫画、知ってます?
落ちこぼれ高校の生徒を東大に合格させる、痛快ストーリーです。受験の話ばかりと思いきや、「日本にはびこっている常識」に対して一石を投じるメッセージがふんだんに盛り込まれています。
そのメッセージの1つが、
「社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ!」
例えば銀行。
あなたが貯金している銀行の利子、いったい何%か知ってます?
そう、その通り、むっちゃ少ない(笑)
正解〜!
でも、きちんと数字が言えた人は少ないかもしれません。
答えは・・・「0.001%の利子」
さらにその「0.001%の利子」を、具体的なイメージで理解している人はほぼいません(キッパリ)。
その答えは・・・「100万円を1年間預けて10円の利子」
いまどきは「チロルチョコ」も買えませんよ!
「うまい棒」ならOKかも?
さて、「マイナス金利は預金者に関係ない」って何度も報道されてました。
でも、マイナス金利が導入されるとすぐに銀行の利子は下げられました。
どれだけ下げられたのか?以前の10分の1、つまり9割引き!
「0.01%が0.001%に」って、「どうでもいいやん」って思ます?
お金を預けてくれたお礼として利子が付きます。銀行側にとって利子は「資金調達コスト」です。そのコストが10分の1になって、それがあたり前・・・
それでも「どうでもいい」ですか?
なんて銀行天国なんだこの国は(笑)
マイナス金利の実態は、
これまで銀行は経済活動をしなくても、日銀にお金を預けるだけで利子が付いていました。それも結構な利率で。それが一転して、預けると手数料が徴収されるとなると・・・そりゃ銀行は慌てますよ。
何もしなくても入ってきたお金を失うだけでなく、逆にお金を支払うことになるわけですから。
そのお金、どこから調達するの?
「預金者に負担させよう!」ってことで、利子を10分の1に下げました。
さらに新たな手数料も設定しています。
某メガバンクの場合、
「18時以降の入金は108円」
銀行にとって入金は資金の調達です。
メーカーで言うと「お金=原材料」
原材料が納品されると、その代金はきっちり支払うもの。
逆にお金を徴収する・・・ ぼったくりバーもビックリ!
「両替するだけで324円(2018年から)」
「1,000円札を100円玉10個に交換するだけ」で
「はい!324円」ちーん!
僕もそんな商売やりた〜い(笑)
銀行だから誰にも文句は言わせない。それだけの環境を作ってきたんですね。「社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ!」
さて、ドラゴン桜の話に戻りますが・・・
そのルールを作る側になれ! そのために東大に行け!というのがこの漫画のメッセージです。私たちが「東大を目指す」というのもありですが(笑)
それよりも「頭の良い奴の都合の良いシステム」を知ることです。
それに対して「何か具体的」なアクションを起こすということです。
銀行の例で言うと、コンビニで24時間365日いつお金を出しても無料の銀行もあります。あなたが知らないのは、誰かの都合の良いシステムに活用されることに甘んじているから。
わざわざメガバンクの言いなりになる必要なんてありませんよ。
あなたは選択できるのですから。
そして、その選択肢をいくつ持っているかです。たくさんの選択肢の中から、自分に適した選択ができるというのは、「人生のハンドルを自分に取り戻す」ということです。
自分の人生は自分で決める。
そうすれば、さらに豊かな人生を過ごせるはず。